外出禁止令解除後のフランス

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現在フランスが取っている感染症対策について

こんにちは、Renanaです。フランスで外出禁止令が解除されてから一か月が経ちました。現在は徐々に感染者の数も減ってきて、ある程度の外出の自由が戻りつつあります。今回は外出禁止令下、もしくはそれ以前から今どのようにフランスが変化していったのかをお話していきたいと思います。

今回の記事のまとめ

  • 交通面
  • 学校&仕事面
  • 日常生活面

交通面

外出禁止令が解除されてから感染防止で圧倒的に国民の車の使用率が上がりましたが、そのほかの人たちは今まで通り電車、もしくはバスで移動しなければいけません。そのためにあらゆる対策が取られています。まず車内でのマスクは必須、席も前と横には座らないようにテープやシールが張られていてソーシャルディスタンスを保つようにされています。そして朝と夜のラッシュ時には仕事関係や親戚などの関係で用事がある人しか移動できず、この時間帯に電車を利用する場合は仕事の場合は上司に書いてもらう外出許可書、親族関係の用事もそれに伴う外出理由書を持参する必要があります。これらのルールのどれか一つでも破れば135ユーロ(約16000円)の罰金が課されることもあり、国民も真面目に取り組んでいます。また外出禁止だった四月分と五月の一週目分のICパスの料金を利用者全員に対して返金するなどの手当も国から出ています。

学校と仕事面

まず学校は地域によって違いはありますが、コミュニケーションを取ることが大事な子供達の交流の場を再び戻すために小学生と、大切な学年だけ(例えば小学6年生、中学3年生)が登校するようにしている学校がいくつかあります。しかしそれでも感染のリスクを抑える為に休校している学校もまだ沢山あります。高校、大学に関してはほぼ全て閉まっており、まだネットを使っての授業や試験が行われています。私の大学も試験は全てネット上で行われ、思いのほか不自由はあまりありませんでした。唯一問題だったのは、機材やネット上でのトラブルで教師側に試験を送れなかったりするハプニングでしたが、教師にメールを送って事情を説明する事などで簡単に解決することができました。しかし大学ならともかく高校側、特に今年高校卒業認定試験「バカロレア」を受けるはずだった高校三年生はバカロレアそのものが中止になるなどの大きな影響を受けました。試験が中止になる代わりに、一学期と二学期の成績が卒業できるか否かの採点基準となり、バカロレアで挽回する予定だった生徒からしたら想定外な結果になったようです。また、今のところは新学年が始まる九月に学校に行くのか、このままネットでの授業になるのかは誰も分からない状態です。
仕事も今までとは違う形で出勤となっており、テレワークできる仕事の場合は可能な限り在宅で仕事する様に命じられていますが、それ以外の職業の場合は交代制の出勤や勤務時間を普段よりずらすなどの対策を取っています。

日常生活面

外出禁止令解除とともにあらゆる店が再び営業し始めましたが、入り口に消毒液、入店人数の制限、列は間隔を開けながら並ぶなどの厳重な感染防止対策を大前提で営業しているので、以前と比べれば勿論客は少なくなっており、やはり経営が厳しいようです。レストランやカフェなどの飲食店でも店内の食事は禁止となっている店が多く、テイクアウトかテラスしか利用できない状態となっています。私も先日某ハンバーガーショップに行きましたが、店の入り口に注文用のカウンターがあり、そこで注文して支払いを済ませた後は道沿いの列に並んで注文を待つという仕組みになっていました。また感染防止のためにできるだけタッチで支払えるクレジットカードを利用するよう、飲食店関係なくあらゆる店で呼びかけられています。外で集まる際にもいくつか決まりがあり、十人以内で集まること、ソーシャルディスタンスを心がけることは前提で、あまりにも人が集まりすぎている場所には警察が駆けつけて退去させる権利があるようです。数週間前もパリのセーヌ川沿いがピクニックを楽しんでいる人達で満員になっており、その時も警察がすぐ封鎖しに来てパニックになったとニュースになっていました。これからどの決まりを解除していくのかという発表があるみたいですが、今のところは国内での移動は許可されているので、夏休みは国内旅行する人が多いようですが、これからヨーロッパ内での自由な移動が許可されるという噂もあるのである程度今まで通りに近い休みを過ごせるのかもしれません。

まとめ

外出禁止令が解除されてから、二か月間自宅から出れなかった反動や日中は外で過ごしたくなる季節ということもあり沢山の人が外で集まっている姿が見えます。特に最近は気温も高く、天気もいい日が多いのでカフェのテラスなどはよく満席で、外で会う分にはもうマスクをしていない人たちがほとんどです。現在話題となっている第二波が来るのかどうか不安ではありますが、それでも外出禁止前と比べると必要以上に外の物には触らなかったり、頻繁に手を消毒したりなど明らかに国民の衛生面における意識は高まったと言えます。このまま感染防止の対策は取りつつ少しずつ制限されていることが解除していけばいいなと思う毎日です。


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Renana

Renana

11歳の頃にパリ郊外に移住した現役大学生。全くフランス語ができないまま、フランス語と日本語の二カ国語教育を受けられるインターナショナルスクールに入学。2018年にインターナショナルスクールを卒業し、パリ市内の大学に進学。現在は日本語とフランス語を話せるバイリンガルで、また日本とフランスの両国で十年程生活したこともあって両国の文化を知っているという強みがある。
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