海外赴任した当初の学校選択 ~中学生以上の子どもを海外駐在に帯同させるべきか~

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海外赴任が決まった時は、「こどもが英語ぺらぺらになる!」「帰国子女枠で有利に進学できる」と典型的な日本人発想でした。
実際来て見てそんなに甘くわなかったことや気づいたことはたくさんありすぎますが、思春期を迎える中高校生を帯同させるか迷っている保護者の皆さんに少しでもお役に立てればと思い、経験談をつづりたいと思います。
あくまで我が家の体験談ですのでご参考程度に。

中学生を非英語圏しかも日本人学校もインターもESLもない場所へ

中1の6月に家族で北欧へ赴任しました。
赴任期間は最大5年、当時ドイツの難民流入時期とぶつかり、北欧にもたくさんの難民が押し寄せている時期でした。
学校はどこも定員でいっぱい、英語も現地語もできない娘は学校に受け入れてもらえず、難民の子どもたちとともに市の実施する語学学校に通いました。
「まさか学校に入れないことがあるなんて」
日本での生活が当たり前の私には想像もできないことでした。
それから2か月後、難民受け入れ校に移動するよう言われました、「語学学校が終了したら学校を選ばせてくれる」と市の担当者は言っていたのにすでに難民受け入れ校への転校手続きも済まされていて有無を言わさず編入となりました。
市にかけ合ってはみたものの「言葉ができないんだから」と言われてしまい言い返すこともできず。
すべて「言語ができない」ことを理由にされてしまいます。
やはり言語が大事だということを痛感させられました。
数か月で話せるようになるわけがないのですが、子どもの自信喪失につながり、言語を覚えることを自らシャットアウトしてしまい、気力を失い、毎日授業には出ているものの座っているだけで過ぎていく毎日でした。

2か月が過ぎ、日本での就労経験がある教師が「ここは日本人がいるには耐えられる環境じゃないでしょ、転校したらどうだ?」と進めてくださいました。
しかしまだ英語も現地語も話せるようになっていないわが子はどこも受け入れてもらえず、何度もいろいろな学校を訪ねてもダメでした。
そんな時、市内唯一英語を授業で多く扱うという学校に空きが出たと連絡がきて入学申し込みを済ませ安堵したとたん、その学校長から連絡があり「あなたのお子さんは言葉がまだはなせないらしいね、入学は来年に延期にしてほしい」と連絡が入りました。
またの試練!何度も出向いてお願いし、やっと条件付きで編入させてもらうことができました。

私は、リサーチすることが好きで赴任前からいろいろな帰国子女説明会に出かけ、インター体験授業などにも参加し、情報をたくさん集めれた方だと思っています。
今のネット社会でも情報は現地に行かないとわかりませんでした。
今思えば、本人がもっと言語にやる気を見いだす方法を見つけてあげるべきだった、今とは違った結果が待っていたのかなとも思います。
特に、母親が現地の言葉や英語が話せない場合、先生とのコミュニケーションが取れず理不尽なことも言われるがままになります。
帯同するかどうかはあくまで私の感じたこととして書きますが、現地校しかない場所に行くのであれば、本人の性格が一番大きいかと思います。
くじけない子、特に日本の勉強は一人で勉強を進めていくことが必要ですので一人で勉強ができる子、何にでも興味を持てる子は中学生以上でもなんとかなるかもしれません。
現地の勉強を重視したとしても何十年とその国で育っている現地の中学生にかなうわけがないということも忘れずに。

次に現地にインターナショナルスクールがある場合、日本は、英語能力が最優遇される環境なので英語重視で進めるとよい場合もありますが、現地での英語と日本の英語教育は別物と考え、日本に数年で戻り日本の中高に編入する前提があるならば、日本の英語教育に沿った英語の勉強も重要となります。
と同時に、高校入試の準備も始めるべきで、駐在期間が高校まで続く場合は日本の高校に行きたいのか?現地の高校に進むのか?それによって普段の勉強を日本のカリキュラムに沿って行うか?現地の勉強を優先するのか?どちらに力を入れないといけないか決まります。
現地の高校に行く場合はどの成績がどのくらい必要かを前もって担任等に確認して早めに準備を進めることが必要です。
ここも親の会話力等が必要になります。
日本の帰国子女入試には現地校の出席日数や成績が受験結果に加味される学校とされない学校、当日のテストのみで出席日数や現地校の成績は関係ないという学校、現地校出身者でも、日本と同じ中3の3月で義務教育課程を卒業していないと受験を認めない学校などいろいろなルールがあるので、こどものいきたい学校がどのタイプの試験を実施するのかを早めに調べそれに沿って準備が必要です。

よく勘違いなさっている方が多いのですが、現地校も日本の学校と同じような内容を勉強するもんだと思っておられる方がおられますが、全く違う国。
その国の教育方針で授業は進められます。
なので日本に戻ることが前提の場合は2つの学校(現地と日本)の勉強を同時にすすめていくことが必要です。

親がしてあげるべきこと

  • 現地校の宿題の管理
  • 日本の勉強を遅らせないようにカリキュラムを組む(日本人補習学校、オンライン家庭教師などをうまく利用するとよいです)
  • 受験情報・帰国子女受け入れ校を調べる(一時帰国して学校説明会等に多く参加することも必要、ネット以外の情報がたくさんもらえます) 
  • 現地ボランティア体験や習い事などしていると有利になる場合もあるのでそのリサーチ(子供自体と会話が通じないと受け入れないという習い事もありました)

ここまでが学校決定までの半年間です。
そしてわが子が現地の中学に入学してからは・・・次回に続く


お早めにご相談ください

  •  学校生活にも慣れてきたのでそろそろ日本の勉強をスタートさせたい
  •  現地での生活を優先しながら無理なく帰国に向けた準備をしたい
  •  日本的な知識の詰め込みの勉強ではなく、日本の勉強もしながら思考力や勉強の習慣がつく授業を子どもには受けさせたい
  •  日本の勉強はなにから始めたらいいかわからない
  •  急に本帰国が決まったので早急に対策したい
  •  本帰国は未定だが、いつ決まってもいいように受験の準備しておきたい
  •  編入試験は難しいって聞くけど、何が難しいの?

オンライン専門家庭教師の旅する教育者の魅力はお子様一人ひとりの現状と目標にピッタリ合わせた個別最適化されたオンリーワンカリキュラム。
ただ闇雲に勉強量を増やすのではなく、海外での生活も大事にしながら同時に目標を叶えるための準備を必要最小限に行うカリキュラムが多くの方に支持されています。
お子さんの海外での生活を大切にしながら、帰国後もよい教育環境を整えたいと思っていらっしゃる方は是非一度ご相談ください。

特に帰国生の編入試験は通常の受験とは対策の仕方が全く異なります。
早めの準備をしていくことが鍵です。
編入試験の可能性のある方は是非お早めにご相談ください。

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すっかり教育ママ

すっかり教育ママ

子ども2人を生後6か月から保育園に預け仕事最優先!育児はおばあちゃんにまかせきり。 やっと子どもたちが中学と小学校に入学したと思ったら突然の海外赴任決定!自己のキャリアをすべて捨て、あこがれの海外生活を夢見て日本人学校もインターもない非英語圏に帯同したアラフォーママ。

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